喪中・忌中

忌中を理由に飲み会を断るにはどう書くか?状況別の文例と辞退のマナーを解説

木田健太郎

「身内に不幸があったばかりで、とても会社の飲み会やサークルの集まりに行く気分になれない……」「忌中を理由に飲み会を断りたいけれど、相手に気を使わせない書き方がわからない」——このような悩みを抱えていませんか?

忌中期間(亡くなってから四十九日まで)は、お祝い事や賑やかな席への出席を控えるのが伝統的なマナーです。しかし、周囲の仕事仲間や友人に対して「身内の不幸」をどのように伝えて断るべきか、文面に迷ってしまうものです。

この記事では、飲み会やイベントの誘いを失礼なく、かつ相手に必要以上の心配をさせずに断るためのLINE・メール用テンプレートと、伝える際のマナーを分かりやすく解説します。なお、忌中全体におけるマナー違反の基準については、こちらの忌中期間にやってはいけないことは何か?を参考にしてください。

忌中を理由に断る際の基本的なマナー

誘いを辞退するにあたって、以下の3つのマナーを念頭に置いておくと、相手との関係を円滑に保つことができます。

① 連絡は速やかに行う

幹事や主催者はお店の手配や人数の確定を急いでいることが多いため、「どう言おうか」と悩んで返信を遅らせることは一番の迷惑になります。行けないと判断した時点で、すぐに辞退の連絡を入れましょう。

② 理由は「身内の不幸」と簡潔に伝える

詳細な病名や亡くなった経緯などを細かく説明する必要はありません。「身内に不幸があり、まだ日が浅いため」「忌中につき控える」と伝えるだけで、社会人であれば十分に通じます。むしろ詳細を書きすぎると、相手が返信の言葉に詰まってしまいます。

③ 誘ってくれたことへの感謝を述べる

断る際は、まず「お声がけいただきありがとうございます」と感謝を伝えることで、冷たい印象を避けることができます。また、「次回はぜひ参加させてください」と一言添えることで、今後の関係を繋ぎやすくなります。

状況別の断り方メール・LINE文例

そのままコピー&ペーストして使用できる文例を状況別に紹介します。用途に合わせて調整してください。

文例①:会社の上司や同僚に送る場合(フォーマルなメール)

件名:【ご相談】〇月〇日の懇親会の件([自分の氏名])

[上司の役職名・氏名] 様
(または、各位 / 幹事の[氏名]様)

お疲れ様です。[部署名]の[自分の氏名]です。
このたびは、〇月〇日の懇親会にお誘いいただき誠にありがとうございます。

大変心苦しいのですが、先般身内に不幸があり、現在忌中につき賑やかな席への出席は控えさせていただきたく存じます。
せっかくお声をかけていただきましたのに、欠席となり大変申し訳ございません。

幹事の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。
皆様の懇親会が盛会となりますことをお祈り申し上げます。
取り急ぎ、欠席のご連絡とお詫びまで。

——————————————
[署名]

文例②:親しい友人やサークルの仲間に送る場合(LINE・チャットツール)

[友人の名前]、誘ってくれてありがとう!
せっかく声をかけてもらったのに申し訳ないんだけど、実は少し前に身内に不幸があって、四十九日が終わるまでは大人しく過ごさなきゃいけない時期(忌中)なんだ。
そのため、今回の飲み会は欠席させてね。
みんなによろしく伝えておいて。落ち着いたらまた私から連絡するね!楽しんできてね!

「身内の不幸」と周囲に言いたくない場合の代替理由

職場や知人に対して、プライベートな不幸を公にしたくない、余計な詮索や同情をされたくないという場合もあります。その場合は、以下のような一般的な理由に置き換えて辞退してもマナー上問題ありません。

  • 「体調管理・健康上の理由」:「最近少し体調を崩しており、現在大事を取って会食を控えております」
  • 「家庭の事情」:「当日はどうしても外せない急な用事(家庭の事情)ができてしまい、伺うことができなくなりました」
  • 「プライベートの用事」:「先約があり、どうしても調整がつかず今回は欠席させていただきます」

まとめ

忌中の飲み会辞退は、気まずいものではありません。事情を簡潔に伝え、速やかに返信を行うことで、相手も快く配慮してくれます。テンプレートを上手に活用し、負担のない形で断りの連絡を済ませ、自宅で穏やかな供養の時間を過ごしてください。

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家族の終活ノート
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終活ブロガー
義祖母が2024年に90歳を迎えたことをきっかけに、相続・後見・葬儀を家族で一から調べ始めました。最初は「相続税ってそもそもいくらから払うの?」というレベルで、法務局に電話して手続きを確認したり、銀行の窓口で口座凍結の話を聞いたりしながら少しずつ知識を積み上げました。弁護士でも税理士でもありませんが、「同じ状況の家族が調べたらこうなった」という記録として、費用・期限・手順を具体的に書くことを大切にしています。
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